墨を知る、筆を知る。
先日、書道の先生方と
奈良で墨作り、筆作り体験をしてきました。
職人さんから直接お話を聴くことで、
書道道具も見方が変わりました。
学校で使用する墨は墨汁。
硯も、最近は石ではなく
セラミックが主流に。
重いからこそ、
割れるからこそ、
大事に使う。
道具というのは、
手入れが大事で、
そういうことを積み重ねて
身体で体感していくことなのに。
便利だから
軽いから
あまり使わないから
そんな理由で学校の書道道具も
利便性を売りにしたものばかり。
何か大切なものを失ってる気がします。
日本の文化を支えてきた
墨、筆の職人さんに敬意を払わずには
いられません。
もっともっと、道具を丁寧に
大切に扱うことを生徒さんには
伝えていきたいと思います。